その後のクレヨン

絵を描くというのは飽きないようで、娘は毎日何かしら描いています。見ているこちらも、何か描きたくなってきます。

最近、はみ出て描いてしまったところをぞうきんで掃除する事も覚えました。下に敷いたマットにはみ出たクレヨンを水で濡らした雑巾で掃除するのをじっと見ているなっと思っていたら、自ら進んで雑巾がけをするようになりました。

うちで使っているクレヨンは、水で落ちるタイプです。はみ出ても目くじらを立てないで済むという理由が大きいのですが、これが意外に発色もよく、前に従兄弟たちが使っていたベビーコロールよりも良いように思います。全くの個人的な意見ですが、ベビーコロールの形やコンセプトに支えられて使う方は多いのですが、実際使ってみると評判ほどのものには思えません。だからといって、全く否定している訳ではありませんよ。確かに普通のクレヨンは折れ易く、ベビーコロールは折れにくいなどの長所もあります。それに口に入れにくい大きさなので、食べたりする心配も普通のクレヨンから比べたら少ないと思います。が、発色が良いとは言いがたく、道具として使い易さはいまいちに思えます。

うちの場合は、あまり物を口に入れなくなってきてからクレヨンを買ってみました。クレヨンを使わせてみて気がついたのは、クレヨンが折れるのには理由があって、折れるべくして折れるのだと思うようになりました。まだ手先が不器用で、力加減が分からないから、クレヨンが折れてしまうのです。もしクレヨンが折れなければ、いつまでも力加減を覚えられないということではないかと思います。

とはいえ、クレヨン全色を一度に出してしまうと、全てのクレヨンが折れてしまい、その後の扱いが大変になってしまいます。なので、うちでは3色を選んで、別の箱に取り分けて使うようにしました。すり減って短くなってきたら、新しいのと入れ替えています。最初は折れてしまいましたが、そのうちあまり折れなくなってきます。

クレヨンに巻いてある紙も、最初のものは直ぐに破れて無くなってしまいましたが、それもだんだんと長持ちするようになってきました。クレヨンの握り方も上手になりました。

それから絵も上手くなってきたように思います。以前は上下左右にジグザグに描いていたものが、小さな丸があったり、点を打ったり、三角を描いたり、色を選んだり。色々と試したりしているうちに、手先が器用になってきていると感じます。娘も、色々と描ける図形が増えてきて楽しいようです。それでも、飛行機を描けとか、パンダを描けとか、難しいものは片言で要求してきたりもします。

毎日描いているので、成長の度合いが分かりにくいのですが、最初に描いていた頃とは、この1ヶ月半の間に大分変わってきたと思います。

そろそろぬり絵を買ってみようかなと思いました。

サクラクレパス 水でおとせるクレヨン 12色 WYL12

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