師走


年賀状書きをまだ完了できないパパトモです。

師走は、なんでこんなに忙しいのかと毎年思います。年賀状もそうですが、その他、なんだかんだ色々とあって、日々適当に過ごしているパパトモにとって一年のうち最も辛い時期が師走です。

さて、そんな忙しくもいい加減な師走を過ごすパパトモにとって、一番の弱点は娘です。

話は数ヶ月前に、マックのハッピーセットのオマケで貰ったプラレールから始まります。パパトモ自身が、ちょっと欲しかったので買っちゃいましたが、娘も気に入って遊んでくれていました。ヘッドライト(黄色)とテールライト(赤色)を切り替えて光る、なかなか優れものです。ですが、先日中に入っている電池が切れたようで、ライトが点灯しなくなりました。

それを手にもって娘が訴えてきたので、目の前で車体を分解して、この電池が空になったのでライトが付かなくなってしまったんだねと説明をしてみました。二歳の子供にどこまで理解できるのか分かりませんが、できるだけ落ち着いてゆっくりと説明してみました。

するとどうでしょう。説明が分かったのかどうか、とにかくお気に入りのライトが "お父さん" でも光らせることができないと理解したようで、声には出しませんでしたが大粒の涙が、ポロリ、ポロリ。もう少し説明して、明日電池を買いに行こうね。そしたらまた光るからと説明すると、これまた分かったのか娘は頷きながら涙をこらえたのでした。

ということで今日は、娘と一緒に電池を買いに行きました。

家に戻って、再び娘の前で車体を分解。中にある基板に電池を入れて、組み込む前にテストでスイッチON。が、電池の極性が逆で光らず、電池の向きを入れ替えて、再びスイッチON!

心配顔でじっと見入る娘が、期待顔に変わった瞬間でした。さらに基板を元通りにれて、スイッチの動作確認。それから娘の手に・・・

娘が「ツイタ、ツイタ!」と喜ぶ顔を見れたのは、ちょっとした投資に見合う価値があったと思います。

実は、ライトが弱々しくなっていたころに、トルクスドライバーを買っておいたのです。プラレールのネジを回すには、特殊な三角形のドライバーが必要です。ネジはそんなに強い力で締めてある訳ではないので、マイナスドライバーでも開けられなくはないのですが、失敗すると大変だという話は聞いたことがあったので、将来?のためと娘の前でするデモンストレーションをスムーズに行うために、トルクスドライバーを買っておいたのでした。つまり、最初から娘の前で、車体を分解して直すデモを企んでいたのです。小賢しいと言われても否定はしませんが、私なりに考えてのことでした。

娘の反応までは思いもよりませんでしたが、私が修理する姿を見せて、物を大切にすることを知ってほしかったのです。私のプレゼンテーションが、どこまで娘の心に刻まれたかは分かりませんが、少なくとも物が壊れる悲しさと、修理で復活できるということは、分かってもらえたかなと思います。

余談ですが、Amazonがドライバーを送付してきた箱を使って、写真の右上にある飛行機を作ってみました。私の影響かもしれませんが、娘は飛行機が好きなようなので作ってみました。

さて、年賀はがきを印刷しなければ…

アネックス(ANEX) 差替式ドライバー 三角ネジ用 2.0×2.2mm No.33

アネックス(ANEX) 差替式ドライバー 三角ネジ用 2.0×2.2mm No.33